投稿日:2017-08-20 Sun
今日は県主催のカブトガニ幼生生息調査に行ってきました。まぁ・・・ボランティアです^^;
結論から言いますとtotal655匹で、昨年より少ないものの、まずまずの数字だそうです。
40名ほどの調査員がいまして、だいたい2人1組となって、数、大きさの計測をします。
GPSを使用しての調査ですので、本格的な調査といえるのではないでしょうか。
そういえば地元のTV局も取材にきてたけど、ニュースで放送したのかな?
ワタシなんぞは、だいぶ幼生の見落としがありまして、パートナーとなった方にかなりフォローしてもらいました;;
本日の干潟の様子。
岸に打ち上げられたカブトガニ♀2匹。
調査が終わった後、カブトガニ先生による、打ち上げられたカブトガニを使ってのミニ講演会開催。
かなり分かりやすく、足のつくり・役割などを説明して頂きました。
尚、このカブトガニですが状態が良いので、標本にすると言って先生がお持ち帰りされました^^
投稿日:2017-08-14 Mon
8月13日ですが、カブトガニの産卵を観察しました。産卵期はすでに過ぎているのですが、もしかしたらと思って寄ってみたら、
1組のつがいがすでに来ていて、産卵していました。
前方がメスで後方がオスです。メスは砂を掘って頭をうずめて、200~300個の卵を産むそうです。
満潮から1時間経過後に産卵が終わって、引き波と共に沖に帰っていきました。
山口県ではカブトガニは絶滅危惧IA指定です。
古生代から生き抜いている、このカブトガニをこのまま絶滅させるわけにはいけません。
われわれには何ができるのだろう?
少なくともこれ以上の干潟の埋め立て、産卵場所の護岸工事は行ってはいけないと思います。
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